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【謹賀新年 2022 壬寅】「壬」「寅」の語源と字源を言語と文字と実物の多方面から探究してまいりました。本年もKF-ScholaとKF-Ars Sinicaを何とぞ宜しくお願い申し上げます。

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もお楽しみくださりましたら幸いです。素敵な一年となりますようにお祈り申し上げます。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

KF-Schola:https://www.youtube.com/channel/UCFO5Akv8rd0CO4lahUGn6jg
KF-Ars Sinica:https://www.youtube.com/channel/UCVcCcF62H09v8Yk3mkU8ojg

※日本語の字幕を表示するスクリプトをご用意しました。
 専門用語や細かい訂正などは字幕でご確認下さいませ。

各位親愛的朋友們:恭賀新禧!謝謝您一直以來的照顧。謹祝闔家萬事如意、健康長壽、天倫永享、後福無疆。今後也請您支持一下。希望您闔家能度過開開心心的一年🙏

Happy New Year ! Thank you for your kind attention. Hoping that you will be looking forward to them, then also hoping that it will be a wonderful year.🙏

Bonne année ! Merci pour votre aide chaleureuse. En espérant que vous les attendez avec impatience, et aussi en espérant que ça sera une merveilleuse année.🙏

¡Feliz Año Nuevo! Gracias por su cálida ayuda. Esperamos que los esté esperando, y también esperamos que sea un año maravilloso.🙏

Felice anno nuovo! Speriamo che li attendi con impazienza, anche speriamo che per voi possa essere un'anno meraviglioso.🙏

2022年1月1日

皆さま、明けましておめでとうございます!

いつもKF-Schola、KF-Ars Sinicaをお楽しみくださりまして、ありがとうございます。

本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

今年も先人たちの探究、

そして、皆さまの応援を受け取りながら、

感謝をしながらですね。

今までと同じように色んな新しいトピックにチャレンジ、挑戦して、

今年も探究してまいりたく存じます。

早速ですけれども、

今年の干支「壬寅(みずのえとら、じんいん)」が出ておりますけれども。

こちらでは、説文小篆、 篆書から隷書を通って、

楷書に行くまでの流れが見えておりますけれども。

最後は顔真卿や趙之謙とまあ仲良く、

もう清代に飛んじゃっておりますけれども、

並んでありまして、素晴らしい篆刻家ですけれども。

こちら!

謹賀新年という感じになっておりますけれども、

本当に殷周の甲骨金文(《甲骨文合集》17055 + 22783・《殷周金文集成》6809 且人觚 + 5394小子省卣)、

そして、戦国時代の金文なり、古璽なり(《古璽彙編》2291 雚壬 + 《殷周金文集成》2574 鄲孝子鼎)、

そして、小篆、隷書(乙瑛碑)、楷書(顏真卿·多寶塔碑、顏真卿·郭虛己墓誌)ということでありますけれども。

こちら、殷周の甲骨金文ですけれども、

ここに「月蝕する有り」と書いてあるから、

月食を記録しているんですよね。

そして、こちらの西周中期の金文ですけれども。

大体こうした字体を見れば、

もう、いつごろか分かるんですよ。

字粒が揃っていて、優美な形をしておりますということでして、

ここに壬寅が出ておりますけれども。

「辰」が、日とか、日付という意味でして、「才(在)」ですよね。

これで壬寅ですから、まさにこちら(甲骨文)もそうですけれども、

日付として使われているんですね。

我々は年として使ってますよね。

干支を一般的に年として使われたのは、

後漢くらいからだと言われていまして、

まあ、それより前は大体こうした干支が出てきたら、 日付だということでして、

お正月の大特集といたしまして、

干支の字源と語源は、何かを考えたいということで、

今年は壬寅をやってみましょうということでして、

先ずは「壬」ですけれども、字源について、諸説が紛糾しておりますけれども、

それに決着をつけるためにですね。

いつもの言語と文字(漢語と漢字)のデュアリティから、

字形と字音と字義を総合して考えてまいりましたら、

林義光さんが、《文源·卷一》第二十六葉の中で言っておりましたけれども、

「壬」は織機に関係があるんじゃないか、

そして、縦糸「経」を巻き付ける「榺」(ちきり)という部品の古文と考えたんですよね。

こちらに漢代の画像磚と言いまして、

四川の成都にあります。東漢、後漢のお墓がら出てきた貴重な当時の(織機の)図がございまして、

きちんとこちらに「榺」が二か所に見えておりまして、

それで実物と字型の対応が取れているじゃないかという事ですけれども。

「壬」は、経済の「經」の声符「巠」でして、 真ん中にちょっと膨らみがあったりして、

これはないけれども、あとは点があったりして、

もう、ここまできちゃったら、戦国時代の郭店楚簡ですけれども、

こちらの上の部分は、何を象っているかと言いましたら、

よく経度と緯度に例えられますけれども、

「經」は、やはり縦糸という意味でして、

紡績、機織りに関係があるんですよね。

ここに糸が出ていんですよ!

それで糸巻きだったりして、

下は少し人っぽくなっていて、手が出てきたりしちゃって、訛ってはいるけれども(もしくは、「人」*njin, *ni[ŋ] > ȵiɪnと音が近くて声符が変えられた可能性がありまして、)。

もともと象った形、そして、糸偏までついてしまっておりますけれども、

しかもですよ! 先ほど申し上げました「榺」(ちきり)はこうした字ですけれども、

《説文解字》「榺:機持經者也,象形。」に織機の經(縦糸)を保持するものであると書いてあるわけですね。

しかも、象形とありまして、

実際にここでそう見えるんじゃないかと!経糸を保持している部品なんですね!

更にBaxter-Sagartの再構した上古漢語を見ましたら、

「榺」*hljɯŋs, *[l̥əŋ-s]、そして、「巠/經」*keːŋ, *k-lˤeŋで語根leŋが一致しているわけですよ!

まあ、有声、無声はあるけれども。

それによって、後の時代に中古漢語に行くときには、かなり違ってきているように見えます!

しかも、*k- prefixがついていますけれども。

語根の部分が一緒じゃないかと!

そして、《説文解字》の中でも、

今、お話しています「壬省聲」と書いてあるんですよ!

音が結びつけられてるんですよ!

「壬」と「巠」!

そして、この「壬」に意符「糸」が付きまして、

更に「人」が付いたりした(戦国文字で「壬」が「人」に訛りましたのに対応しまして、)「紝/絍/䋕」*nɯm, njɯm, *n[ə]m, n[ə]mがありまして、

(もしかしたら、「巠/經」*keːŋ, *k-lˤeŋ > keŋと「人」*njin, *ni[ŋ] > ȵiɪnの音が近いことも字形の形成に関係しているかもしれません)、これを見ましたら、《説文解字》にも「機縷」と書いてあるんですよね!

機織りの糸という意味でして、

まあ、今申し上げたような*nが最初についてたり、

あと*k- prefixがあったり、

韻部もmとŋで近くて、同根かもしれないということでして、

語源はわたくしがSTEDTで頑張って探しましたら、

漢蔵祖語*s-run(#177 PTB *s-run STRUGGLE / PULL HARD / DEMOLISH)がありまして、

これは「強く引っ張る」という意味でありまして、

ビルマ語 ရုန်း joun: /yóʊ̃/とか、

ジンポー語rùn(と関係して、)

しかも、傍証として、言葉としては全く別の語源ですけれども、

この「壬」*njɯm, *n[ə]m > ȵiɪmの音を仮借して、

同じ声符が充てられた任命の「任」*njɯms, *n[ə]m-s > ȵiɪmH、もしくは、妊娠の「妊」*njɯms, *[njɯm-s] > ȵiɪmHですけれども、

こちらで字形を見てみましたら、

「壬」が声符としてあって、

それで「人」が意符としてある。

こちらも「壬」が声符としてありまして、

「女」が意符としてありますね!

今度は「任/妊」の方を見に行くわけですよ!

そうすると、この「孕」*lɯŋs, *l[i]ŋ-s > jɨŋHは、

妊娠の「妊」*njɯms, *[njɯm-s] > ȵiɪmHと関係がありまして、

語源は漢蔵祖語*b-s-nom(#5901 PTB *b-s-nom TAKE / HOLD / PUT ON)じゃないかと!

とにかく、このnomの部分ですね!

見つけまして、

これは「引き受ける」という意味もありまして、

まあ、シュスラーさんはチベット語སྣོམ་པ snom paや古クメール語nāṃとも関わりがあるともしましたけれども(Schuessler 2007:441)、

即ち、「任」と「妊」は引き受けるという言葉と一緒で可能性がありまして、

かつ、「孕」とも関係あるんじゃないかということで、

これらは全く別の語源ですけれども。

やはり、諧声系列の文字で書いているものは、

全く別の言葉ですけれども、

何度も強調していますけれども、

仮借に使われた文字の子音の対応というのは、

やはり、近い音を当てたわけですから、

お互いに似てるんじゃないかと!

今、ここでは「孕」*lɯŋs, *l[i]ŋ-sとありますけれども、

「榺」*hljɯŋs, *[l̥əŋ-s]の方、 これは全く違う語源でしたけれども、

今見ている縦糸の方ですよね。

それと機織りに関係する言葉ですけれども、

「孕」*lɯŋs, *l[i]ŋ-sと「榺」*hljɯŋs, *[l̥əŋ-s]が似てるわけですよ!

音が近い!

それで更なる傍証として、

「榺」と同じ声符「朕」を声符として持つ、「勝」もありますね。

これも《説文解字》に「任」と書いてあるんですよね。

これはやはり、音が近い同士でつながりがあるんじゃないかということでして、

でも、同じ声符で別の言葉を書いていますと!

今見てるのは、子音の対応が似ているということであって、

全く別の語源でしたけれども。

また、この「壬」の甲骨金文は、

工具の「工」に似ておりましたということですけれども、

この「任」に金編をつけた「銋」*njɯmʔ, *[njɯmʔ] > ȵiɪmXは、

それは両刃の斧を意味してまして、

もう一つ、これは両刃の斧を象っているんじゃないかという説もあるんですよ。

だけれども、「工」はやはり刃が付いて、こういう風にありますけれども。

鉞を象りました「王」の上の一本を抜いた形ですけれども、

武士の「士」も似た字型の部品を持っておりますけれども。

でも、やはり、この甲骨金文の古い形で見れば、

「壬」は「工」は別字と考えたほうがよろしいと思われます。

ちなみにこの今、「工」の音を見てみましたら、

「工」*koːŋ, *kˤoŋ > kuŋは、古モン語kloñ /kloɲ/ ⪤ klon /klon/やビルマ語ခိုင်း hkuing: /kiuŋᴮ/とか、

そうした言葉と関わりございまして、

しかも、これは、今見てまいりました機織りの縦糸「巠/經」*keːŋ, *k-lˤeŋ > keŋと似ているということでして、

ものすごく紛らわしいですけれども、

こういう風にも考えられるんですよ。

「工」の諧声系列は、全て*k-, *g-, *q-の子音を頭に持ちますため、

この「壬」にはないですから、

字形も別で字音も別じゃないかと考えておりますとちゃんと分けられました。

「工」と「壬」は字形も似ていて、*k-を抜いた形であれば、字音も似ているという話でしたけれども、

やはり、後に混同が起きないよう、区別をするため、

「壬」は真ん中に黒い点を入れたり、

もう、包山楚簡まできてしまいましたら、戦国時代には棒になって、

それが後に受け継がれて、小篆と楷書になっておりますけれども、

結論として、「壬」は特に意符「糸」や「人」を付けた「紝/絍/䋕」の本字じゃないかと!

それは「榺(ちきり)」でして、更に字型的に言えば、音から言っても、

経済の「経」の縦糸と文字の部品も似ておりますし、音も似ていた!

しかも、《禮記·内則》「織紝組紃」では、織物と関係があって出てきてるんですよ!

《漢書·嚴助傳》「紡績織紝」でも出てきますよ!

本当に全部、織物に関係する言葉でして、

更に《列女傳·楚接輿妻》で出てきて、織物はやっぱり女性の仕事なんじゃないかと、

夫と妻で夫妻ということで対比して書いてありますけれども、

妻の方は「妻戴紝器」と書いてあるんですよね。

ですから、この「紝」「紝器」は、

こうした部品だということで機織、紡績に関係して、

織機の経糸を張る部分「紝器」がこの「壬」の字源ではないかと見てまいりました!

次は「寅」*lil, lin, *ɢər ~ n ~ j > jiɪ, jiɪnですけれども、

これはもう音を見ましたら、

「矢」*hliʔ, *l̥i[j]ʔ > ɕˠiɪXを仮借しているんじゃないかと!

しかも、この字形から見ましても、

この「寅」、初期の甲骨文、もしくは殷代の金文で見ましたら、「矢」と大きく変わらない!

もう、とにかく区別がつかないぐらい一緒だということで字形からも、字音からも、関係があるんじゃないかということですけれども。

Baxter-Sagartさんの再構では、「寅」*lil, lin, *ɢər > jiɪ, jiɪnですけれども、

まあ、*ɢ-は接頭辞の可能性がありまして、

語根(r)ər ~ n ~ j の部分が大事でして、

それで私は漢蔵祖語で考えてみてみましたら、

漢蔵祖語*d/s-ləy(#2411 PTB *d/s-ləy BOW (weapon) / SLINGSHOT)のləyの部分がありまして、やはり、本当に「矢」「弩」ですけれども、

まあ、ビルマ語လေး le: /le³/、チベット語gzhuですけれども、

この場合はやはりgは入っているんですよね(上古漢語から中古漢語に行く時と同じように*l > *gzの対応が見られます)。 関係している!

そして、この「矢」*hliʔ, *l̥i[j]ʔ > ɕˠiɪXの方を今度見てみましたら、

無声化[l̥]されてますけれども、 それは中古漢語に行くと[ɕ]みたいに無声化された[l̥]は、摩擦音[ɕ]にいっちゃいますけれども、

まあ、調音位置は近いですけれども、調音方法が変わっていることですね。

音声学的に言うと!

これ見ましたら、 どうも、タニ語*rji、

クキ=チン語*lii、

ナガ語*laᴮ、

びっくりしちゃうのは、カレン祖語「弓」khli、「弩」klejᴮなんですよ!

何か聴いた方がある「寅」*lil, lin, *ɢər > jiɪ, jiɪnとカレン祖語「弩」*klejᴮで私、思っちゃったんですよね!

字形を見ましたら、やはり、最初は「矢」でして、殷まではそうです。

まあ、もちろん甲骨文でも、ちょっとはなんか「寅」っぽいのはあるんですけども、

しかもですよ!この字形を見ると思い出しちゃうのは、

「漢」*hnaːns, *n̥ˤar-s > hɑnHの所でいたしましたけれども、

「漢」*hnaːns, *n̥ˤar-s > hɑnHの声符「𦰩/堇」*ɡrɯn, *[ɡ]rə[r] > ɡˠiɪnがありまして、

まあ、これは大文字の有声口蓋垂破裂音[ɢ]だけれども、この小文字の有声軟口蓋破裂音[ɡ]にして、(軟口蓋から更に奥の口蓋垂に行くかだけの違いでして、)あとrərは一緒だと!

しかも、形も一緒、殆ど似ている!

音も似ている!

でも、あの時は、「𦰩/堇」は玉を履いた人なんじゃないかという話をしてましたけれども、

どうも、なんか、これは似ていて、

ちょっと気になるということを話しておきたいんですけれども。

こちらの西周金文を見てみましたら、

どうも、これは矢を手で持ってるんですよ!二つ!今ここに「矢」がありますけれども、実物の矢の上と下で持っている!

字形は右と左ですけれども、

こちらも矢に手が付いていまして、

ところが、まあ、これはそうとも見えなくもないんですけれども。

この辺りから、どうも、 何かすぐ上の部分が屋根みたいになっている!

まあ、手が付いている!

矢の下の部分が残っている!

これは分かります!

これを私が見たとき、 先ほどの「弓」と「弩」でしたけれども、

これは「弩」!

「寅/𡩟/𡓵」は「弩」じゃないのかと思ったわけですね!

この道具ですよね!

ここに弓をセットして入れます。

そして、両方から手を添えて、引っ張って、

それで張力でピンと飛ぶわけですよね。

矢がかなり強烈に飛ぶということでして、

これ見ましたら、手が二本あるでしょうと!

これは大体、この字型の揺れを見てみましたら、

やはり、関係しちゃっていると思ってきちゃって、

まあ、この「弩」は《孫子兵法》や《孫臏兵法》、

その二人の孫子と言われる兵法がありますけれども。

戦国時代には存在していまして、

まあ、実物で私が見ましたら、

こちらは秦始皇帝の兵馬俑から出土した「弩」の模型がございまして、

基本的には、この「弩」はかなりの大部分が木とか、革でできているから、腐って無くなっちゃっているんですよね。

ですけれども、模型として、青銅で作られていますから、

ちゃんと当時の形が分かる形で残っているということでかなり貴重なんでけれども。

これを見ましたら、秦を統一をした後の実例であって、

もう、そんなにこれは古い時代と変わりないんじゃないかと、構造上も形としても、

それで現物と字形が一致しておりまして、

なかなか、この字型のバラエティが多く生じてきちゃって、

まあ、実際こうやって、屋根がついてきたような形が、

我々の篆書や楷書まで行ってるから、

まあ、これが一番近いじゃないかなと思うんですけれども、

結構、違うんですよ!この上の部分が!

これなんか、上の部分があって、下の部分が手だけになって、矢がないという、

この機械「弩」だけだというような形になっていたりとか、

これは逆に言うと、初期の頃の矢を手で持った形、それが人に訛ってしまっているけど、

手が二つありまして、間は矢の部分だろうと!

これは矢に手が四つ付いてたりありますけれども。

まあ、これはこういう機械「弩」が見えますね!

矢がセットされている!手がある!

これもそう、これは今言った矢を手で持っている形に近いということでありますけれども。

少なくとも、このようにかなりの字形の揺れがありますけれども、

(何を象っているかが、)理解ができるということでして、

甲骨文では、矢と殆ど共用しちゃって分からない!

音も近いし、形も近い!

まあ、仮借しただろうと言えますけども、

矢の方もちょっと見てみますと面白いが、

鏃がやはりあって、この羽ですよね!

足みたいになってますけれども、

これはちゃんと象っているんですよね。

交差した足になっていたり、あとは丸が真ん中にあったりしますけれども、

殆どこの形は違いがないですけれども、

やはり、武器の「矢」と干支の「寅」をやはり区別しなきゃいけない!

繁化させて、分化させて、言葉を書き分けた可能性あるんじゃないかと!

干支はもともと抽象概念ですから、

十干と十二支という概念を示すために10と12の身近な道具などに充てた可能性があるじゃないかと!

そうした道具とか、兵器は、職能に関係して、お仕事に関係して、

族徽として、家紋みたいな氏族のシンボルから来ている可能性もあるんじゃないかと!

それで(先祖を)祭祀を(順番に)していくような形で(日付の)干支と関係した可能性も否定できない!

そして、十干、天干の方では、

「甲(こう)」は盾、

「戊(ぼ)」は斧、

「辛(しん)」は薪を取る刀でパカーンと入ったという話でしたけれども、

先ほどに見ました「壬(じん)」は榺(紝)でしたよね!

織物に関係していましたし、

十二支の地支の方は、

「寅(とら)」は矢、

「辰(たつ)」は犂、

「午(うま)」は杵、

「酉(とり)」も酒を入れる尊などなど。

特に十干、十二支(干支)には、道具らしい字形が多いですよね。

まあ、地支(十二支)には、

字源が動物や植物に関係することも多くて、

「子」は人の赤ちゃん「𢀇」だったり、

「巳(み)」は蛇「蟲」だったり、

「未(ひつじ)」は木だったり、

「亥(いのしし)」は豚「豕」の形で今お話しているのは、

所謂、動物が当てられる生肖と言いますけれども。

十二支に当ててますよね。

それではなくて、そもそも、字源自体も、もちろんそれは仮借をして、音だけ使ったわけですけれども。

(仮借された元の字は)動物を象ったものが多いんですよね。

また、干支の特に地支に動物が当てられた記録は、

今後は、今、話してるのは字源ではなくて、12の動物を全ての地支(十二支)に当てられた生肖の記録は、

戦国時代の後期からありまして、秦漢の簡牘で揃って見られるということを去年の大特集でございましたので、

そちらで見ていただきたいと思いますけれども、

でも、それはもうかなり後になっていますよね。

その中で見てみましたら、日本語の「とら」という言葉は、

上古漢語「虎」*qʰˤraʔでして、

今までKF-Ars Sinicaにおいて、これもやりましたよね!

まあ、それは「於菟(烏䖘、䖘)」*qa daː, *[ʔ]a [l̥ˤa]と二文字でも書いておりまして、「虎」*qʰˤraʔを音写されておりますけれども、

動植物というのは、結構、二文字で一つの単語を音写してることが多かったですね。

そして、それらは漢蔵祖語*k-laに遡りますけれども、

更にいくとオーストロアジア語族*klaʔから借用したようですけれども。

日本語の「とら」は、上古漢語から直接ではなく、タイ=カダイ語族を経由したと言われていたりして、

倭人たちが、まだ大陸にいた頃じゃないかということですけれども、

印欧語族において「虎」は、英語tigerなどの語源ですよね。

ティグリスという河の名と関係しまして、

メソポタミア文明のティグリス、ユーフラテスですけれども、

そして、シュメール語「流れる水」𒁇𒄘𒃼 *id(i)gina > アッカド語 𒁇𒄘𒃼 idiqlat、

ヘブライ語 חִדֶּקֶל Ḥîddeqel、

アラム語 דיגלת Diglath、

シリア語ܕܸܩܠܵܬܼ Deqlaṯ、

古ペルシア語𐎫𐎡𐎥𐎼𐎠 Tigrāになりまして、

アルメニア語Տիգրիս Tigrisですけれども、

それから、ギリシア語τίγριςやラテン語tigrisに行きまして、

動物の名前になって、

まあ、西洋の言葉は、大体、ギリシア語τίγριςやラテン語tigrisに遡れますけれども。

気になりますのは、特にアッカド語 𒁇𒄘𒃼 idiqlatの後半部分qlatなんですよ!

上古漢語「虎」*qʰˤraʔでqに有気化[ʰ]や咽頭化[ˤ]がついて、ra、声門閉鎖音[ʔ]なんですよね!

だから、アッカド語 qlatと上古漢語*qʰˤraʔがかなり合うんですよね!

オーストロアジア祖語*klaʔですから、

まあ、一般には遠く離れた言語は、何らかの交流の証拠がないね言葉を貸し借りしたことは論証できませんから、

別の語源と思いますけれども、

関係がないかというとないとも言い切れず、

結構気になってるんです!

だから、面白い話として一つ、まあ、これは確定はしてないけれども、

こうして、語源などを考えながら、頭を柔らかくして、絶対ありえないだろうとメソポタミアと中国なんて遠いんからとか考えないで、

まあ、そういう音韻対応をしゃってるなというのも、

一つの探究の糸口として、面白いじゃないかとお話したんですよ!

全部、正しいことだけを言うんじゃなくて、

こうして考えていくんだという、

これ、まぁ、実際、「蜜」mitも、トカラ語B方言mit(トカラ祖語ḿətə)を借りておりまして、

究極には、印欧祖語médʰuかセム祖語mataḳ-にまで間接的に行きつきましたということも、

KF-Scholaで大特集してやりました!

そして、昨年は干支が六十なのは何でだと言いだして、

メソポタミア文明のバビロニアの六十進法と関係があり、

古くからユーラシア大陸では東西でダイナミックに交流がしていたんじゃないかというお話も大盛り上がりしておりましたから、

そういった頭を柔らかくして考えていきたい!

人の関わりダイナミックじゃないなっていう、話で盛り上がってまいりましたけれども。

もう一つ、こちら!

もう一年近く経ってしまいましたけれども。

昨年の干支「辛丑」の特に「辛」につきまして、

こちら、言語と文字、漢語と漢字のデュアリティで見てゆきたいと思っておりまして、

去年の結構、初めの頃に考えたんですよ!

それでずっと出したかったんですけれども、

なかなか、これだけ出して言うのは、動画としてまとまりがと考えていたら、

一年近く経ってしまったってことでして、

今、見てみたいと思いますけれども、

先ず、この「辛」*siŋ, *si[n] > siɪnは「薪」*siŋ, [s]i[n] > siɪnを象形したと考えられていまして、

しかも、斧が付いてパカーンという感じでして、

仮借により、「新」*siŋ, *s.tsʰi[n] > siɪn や「親」*sʰin, *[tsʰ]i[n] > t͡sʰiɪnなどに使われたと、(諧声系列の字が生まれてきたと)お話いたしましたけれども。

それぞれの語源を探究をしてまいりましたら、

まあ、このあたりは、もうお話済みだと思います。

去年解決して済んでます!

漢蔵祖語「木」「薪」*si(ŋ/k)でして良いじゃないか!

そして、漢蔵祖語「生まれる」「新しい」*s-riŋでして良いじゃないか!

上古漢語の「辛い」は、漢蔵祖語で「肝臓」と冗談みたいですけれども、*m-sinですけれども、これもお話しました!

私はもう一つ考えましたら、

どうも、「辛い」という意味では、

「辛苦」*s-runも関係があるんじゃないかと!

上古漢語「辛」*siŋ, *si[n]ですから、 そして、rは結構挿入されたりして、r はjに行きやすいとかあります!

だから、これはおかしくはないと思って、

私見つけてきまして、

やはり、「苦難」*s-runに関して、

そして、こちらの「辛酸」s-raで最後に-nが付いていないんですね。

それも「辛酸」*s-raを舐めるとか言う意味でして、

まあ、こちらは「辛苦」s-run、「辛酸」s-raみたいな意味で見つけてきちゃったんですよ!

この「辛」で当てられているものの中にも、

結構、違う語源の言葉が流れ込んでいて、

同じ字「辛」が充てられて、

かなり言葉も似ていて混ぜられちゃって、

混ざりこんだんじゃないかと!

味の辛さ(からさ)ときついという辛さ(つらさ)は、よく考えましたら、概念的には結構、遠いですよね(実際に日本語では「からい」「きつい」は別の言葉です)!

まあ、今、一緒になっちゃっているから、同じように考えられたりして、

引伸といって、言葉の意味を引き出して、説明されてしまい、

去年は一般的にそう言われているから、そう説明しましたけれども、

こういう考え方ができるじゃないかと、

言語と文字のデュアリティの中で新しい進展がありましたということでお話しましたし、

この「親」*sʰin, *[tsʰ]i[n] > t͡sʰiɪnに関しても、

漢蔵祖語「親族」*dziŋではないかと、これもそうだろうと!

有声音でありますけれども、

まあ、ビルマ語ဇ za /za̰/は有声ですが、クキ=チン祖語*tsiŋは無声ですよ!

本当に近い!隣にたまたまありますけれども。

上古漢語「親」*sʰin, *[tsʰ]i[n] > t͡sʰiɪnとクキ=チン祖語*tsiŋ、こう並列的に考えれば、

やはり、関係性は高いと言えると思います。

この調子で行くわけなんですけども、

やはり、この「辠/罪」*zuːlʔ, *[dz]ˤuj > d͡zuʌiX という言葉、

ここに一行を開けてあるわけですけれども。

《説文解字》には、この「辛」とか、「新」から、「罪」を結びつけて、

意味を引っ張り出してくる引伸で説明しておりますけれども、

どうも、この「辛」などから引っ張ってこれないんじゃないかと!

私ずっと引っかかってたんですよ。

これで考えてみたんです。

今度、言語の方から、音の方から行くんですね!

文字の字形だけではなくて!

そうすると、 この音は「辠」*zuːlʔ, *[dz]ˤuj > d͡zuʌiXでして、

語源は、私見つけちゃったんですよね!

「苦難」「病気」*t/dza-tなんじゃないかと!

それは上古漢語「辠/罪」*zuːlʔ, *[dz]ˤuj > d͡zuʌiXですから、語根dzaが当たっているわけですよ!

という形で全く異なる言葉ではないかと考えて、

しかも、西夏語dzjwɨ、羌語dzuì、彝語ꑽꃤ yot vi /ʑo⁵⁵ vi³³/、リス語tswei⁵⁵などなど、

特に西夏語dzjwɨを羌語dzuìと(上古漢語「辠/罪」*zuːlʔ, *[dz]ˤuj > d͡zuʌiXが)本当にそっくりですよ!

ですから、まあ、これは漢語の方から、逆に西夏語dzjwɨを羌語dzuìに入った可能性は否定できないですけれども。

かつ、マティソフ教授はSTEDTにおいて、漢蔵祖語を再構してませんでしたけども。

まあ、皆これは犯罪という意味だいうことで、

本当にそのままじゃないかと!

意味も子音も一致しているということで、

私は見つけてきちゃったんですよね!

それでまた上古漢語「災」*ʔslɯː, *[ts]ˤə > t͡sʌiも同源である可能性が高くて、

こちらは、子音も意味も近いです。

どちらかと言えば、こちら側の漢蔵祖語「苦難」「病気」*t/dza-tは有声、無声ですよね!

本当に同じ形を取っているということで、

こちら見てみまましたら、

今度の宰相や大臣の「宰」*ʔsɯːʔ, *[ts]ˤəʔ > t͡sʌiXも、

本当に音が近いわけですよ!

ですけれども、ここでまた思ってしまったんですよ!

前にも六書の仮借の回で出てまいりましたけれども、

漢蔵祖語*r-dzas、これ何だというと「こと」という意味ですよね。

そこから始まってて、 理事の「理」*rɯʔ, *m(ə).rəʔ、官吏の「吏」*rɯs, *[r]əʔ-s、仕事の「事」*zrɯs, *[m-s-]rəʔ-s、「仕」*zrɯʔ, *[m-s-]rəʔ、

しかも、総裁の「裁」*zlɯː, *[dz]ˤəも、「宰」*ʔsɯːʔ, *[ts]ˤəʔと意味も発音も近いわけですから、

これらも同語源である可能性が高いんじゃないかと!

漢蔵祖語まで提示しておりますけれども、

これらの言葉は、言語の上では同県ですけども、

文字の上では、異なる声符を当てられてしまったんですけれども、

まあ、 この「宰」に関して言うと、

この形はどうも、この「辛」と今は一緒になっちゃってるんですけれども、

隷書では、楷書では、こちらの「辠」も(郭店楚簡《老子甲本》第5簡で鼻「自」に「辛」とされていまして、戦国時代晩期には同化した可能性が高く)、そうでしたけれども。

甲骨金文では、結構、違うんですよ!

もともと、これは何だと言ったら、

どうも、声符「丵」*zroːɡ, *[ds(ˤ)rok] > d͡ʒˠʌk̚、「凿/鑿」*zoːwɢ, *[dz]ˤawk > d͡zɑk̚の形じゃないかとか、

まあ、どっちにしても、何が刃物ではあるんだけども、

「辛」も斧「斤」で「薪」をパッカーンみたいでして、

確かに《説文解字》に書いてあるのは、

「辜」は刃物「辛」で鼻「自」を切り落とすからだとか、

それで「宰」は裁判権を意味したとしたんだとかいう人もいますけれども、

私、もう一つ、びっくりしたの気づいて、

王様の「王」も、鉞「戉」で王権の象徴というのが通説ですけれども、

またまた、これも気づいてしまったんですよね。

そもそも「戉」*ɢʷad, *[ɢ]ʷat、「王」*ɢʷaŋ, *ɢʷaŋですから、最後の *-t と *-ŋ の子音が違うだけでして、

これは、もしかしたら「王」すらも、これは仮借である可能性があるんじゃないかと!

結構これは衝撃的でして、

通説を子音の対応、言語と文字のデュアリティの観点から崩していて、

正月早々から、ドカンと来ておりますけれども。

いつも、やはり、仮借や通假をするとき、

最後の子音の違い、*-t と *-ŋなど、これらはやはり無視されて、

この語根の部分の音が書かれたんじゃないかと!

ですから、字型から、言葉の意味を想像するよりも、

ただ、音を書いてんじゃないかという方が、

言語と文字のデュアリティから、確からしいんじゃないかと考えております!

通説を覆したっていう意味で面白いんですけれども、

まあ、こうして理論の上では、今私が申し上げてきたみたいに、こうして音を書いていますけれども、

実際の運用の上では、当時の人たちもある程度、文字に意味をやはり感じていて、

声符の選び方は、字型から影響されてる事もなくはないですよ!

本当に!ですけれども、基本的には、「王」も鉞の形をしていて、仮借じゃないかと言うことは言えるじゃないかと!

しかも、この「王」の一本上を抜いた形が「士」であったり、

先ほどあったこの仕事の「士」ですよね。

「仕える」とか、また、先ほどありました工具の「工」と字型の上では、

刃がついていて、似ていましたけれども、

もう一つ、厄介なのは、

《説文解字》で「辛」と混同を起こしておりました、下の一本線がない「䇂(ケン)」は、別字でして、

裘錫圭さんによれば、この論文において、

「乂(かる、がい)」の初文と言っておりますけれども、

立刀「刂」が付いた「刈」ですよね。草刈りの実際にここにもそう書いてありますけれども。

《説文解字》では、讀若(直音)と言いましたね。

この「愆」の音と同じように読みなさいと書いてございまして、

中古漢語の反切「去乾切」kʰˠiᴇnから行っても、上古漢語*kʰran, *C.qʰra[n]という音と分かりますけれども。

まあ、有気化された[qʰ]と[ŋ]の子音は、確かに近いと言えば、近いんですけれども、

遠いといえば遠くて、

後に字形の混同があるなどして、

別字の音が入っちゃった可能性は否定できないんですよ!

こちらの「辥」も、

声符「𡴎」がここに書いてありまして、

今度そちらを見に行くんですよ!

讀若「臬」で「辥」*sŋed, *s.ŋatですから当たるし、

しかも、「乂」*ŋads, *ŋa[t]-sですから、

まあ、これらは音としては関係するだろうと!

更に部品を分析しますと、

「屮」*tʰad, *[lˤat] > ʈʰˠiᴇt̚が声符と書いてありますけれども、

この音を考えてみたら、「屮」*tʰad, *[lˤat] > ʈʰˠiᴇt̚なんですよ!

まあ、lとŋで「𡴎」*ŋeːd, *[ŋˤet]に対して、「屮」*tʰad, *[lˤat]はL-Typeでして、関係性があるということを思いましたけれども、

甲骨文を見ると「辥」は「屮」はないんですよ!

この下の部分「𠂤」しかないんですよ!

この「師」という部品と同じく、そうなりまして、どうかなと思い、

やはり、右側のこちらの部品「䇂」は、遡るとこちらで音が違いましたけれども、

これは後に混同されたんじゃないか。

裘錫圭さんは「䇂」と「乂」は一緒じゃないかと言っているのも正しくて、

何故ならば、「乂」*ŋads, *ŋa[t]-sでして、「辥」*sŋed, *s.ŋatを見ましたら、

大体、そういう子音を持っていますよ!「辥」*sŋed, *s.ŋat > siᴇt̚、「薛」*sŋed, *s.ŋat > siᴇt̚、「孽」*ŋred, *ŋ(r)at > ŋˠiᴇt̚など、

最初に*s.が付いていますけれども、

皆そうありますということで分析できておりますけれども、

最後にこの「辤」*ljɯ, *sə.lə > zɨも見ていくと面白くて、

元々は声符「台」*lɯ, *lə > jɨが付いていた「辝」という字形でしたけれども、

《説文解字》もきちんとそれを分かっていて書いてあります!

それでその音を見ると「台」*lɯ, *lə > jɨです!

これを見ましたら、辞退の「辭」、辞職の「辭」、

「辞する」「辞める」という意味で使う言葉ですよね。

まあ、 これは、やはり、「辞める」「受けない」という意味なんですよ!

だから、声符がちょっと違いますけれども、

「𤔲」と一緒ですよね!同根の可能性があるということが分かりまして、

それで漢蔵祖語を見て、私が語源を考えてゆき、特定しておきましたけれども、

漢蔵祖語*tsəw-tでしたけれども!

こう見てゆきましたら、この辺り(漢蔵祖語t/dza-t > 上古漢語「辠/罪」zuːlʔ, [dz]ˤuj > d͡zuʌiX、漢蔵祖語r-dzas > 上古漢語「宰」*ʔsɯːʔ, *[ts]ˤəʔ > t͡sʌiX、漢蔵祖語tsəw-t > 上古漢語「辤/辝/辭/𤔲」ljɯ, *sə.lə > zɨ)の発音など、やはり、元々の語源の音は似ているんですよ!

でも、別単語で違う言葉でしたけれども、

だから、後で同じような声符が当てられて(諧声系列をなしてゆくと)いうのは、

それはそうですよねということが分かってきて、

非常に今、見てこられたのは、

このようにして、形と音と義、字形、字音、字義で総合して、

漢語と漢字、言語と文字の関わりを論証してまいりましたけれども。

言語と文字のデュアリティ、

漢語と漢字の関係性、

双対性を考えていくことによって、

語源を考えていくこと、字源を考えていくこと、

それらを良い精密にできるじゃないかというすごいスキームがありまして、

それで適応できたんじゃないかと!

より、一年前よりも、

もうブラッシュアップして、ものすごい面白くなってきているということで見てこられたんじゃないかと思いました!

こういった形で今年も語りと探究、楽しくワクワクしながら続けてまいりたいと思いますので、

何とぞ、KF-Schola(探究の探究)、

KF-Ars Sinica(系譜でたどる中華文化)を宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

失礼を致します。

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