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漢字(否定の虚詞)の字源と音を仮借した元の語源まで探究しました!漢字的獨特性系列 Unique Chinese Characters

漢字のユニークさを探究!新たなシリーズ始まりました!漢字の構造を字形、字義、字音から、漢語の系譜を起源からたどります!字幕もぜひご覧くださいませ!暖かいお言葉かけを下さりましたら、SNSでシェアー下さりましたら、今後の制作の励みになります。KF-Ars Sinica、KF-Scholaと併せて、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年4月23日

皆さま、こんにちは!

前回はこちらにありますよう、漢字を考えていく上で漢語とデュアリティがあるじゃないか!双対性と言いますけれども、二重性があるじゃないかということ

それは言葉→語源、文字→字源ということですけれども、

その言語と文字、漢語と漢字、更に言語の方をメインとして、否定辞が沢山並んでおりますけれども、これらが否定をする虚詞と言いましたね!文法的な意味を持つもの。

それらを形態学とありますけど、細かくこの言葉の元まで全部分解しちゃうとanalysis(分析)!

その言葉がどのような要素から成り立ってるのか、バラバラにして、これらをお話してまいったんですよ。

それでその中でいや元々この*maはどこからきたんだとか、

その*pəはどこから来たんだとか、

それを見ますと漢蔵語族の最初のところまで広がっていっちゃった!漢蔵祖語と言いますけれども、

しかも、そこからそもそも漢語という、もっと上の先祖から来てるということで、その漢語の成り立ちを知りたい!探索してみましょうということで、こうしたところまでいきましたけど、

こういった研究は、結構最近に発展してきて、漢蔵語族まで視野に入れて、

ものすごい広いところから、もう中国の南部、東南アジア、チベットとか、インド北部に暮らしている、

ものすごい数の少数民族が、ものすごい数の言語を使っておりまして、

漢蔵語族、同じ先祖から別れたかと(再構されていると)見てき、

そこから漢語や漢字を見てゆこうという、壮大な企画になってきちゃいましたけど(笑)

本当にこういうことができるようになったのは、もう沢山の言語学者がフィードワーク!

もう、全てそういった少数民族のに方々に、もう質問攻め、これ何と言うんですか、これ何て発音するんですか、と調べてくれたおかげで、

これでもう一生懸命、言語学者考え続けて、それで漢字の音が何か分からなかったけれども、

こういった細かい形態素、言葉の元から成り立っている!

そういった所まで分かるようになってきたから、

今まではこういう用例から、こういう意味なんじゃないかと外(用例の集積)からしか見れなかったけど、中(言葉の発音)から見れるようになってきたという、非常に面白い!

これは原子核が、今までは外から見て、それがどう関係してるのから入ってきたところから、

そのものが、どういう素粒子からできてるかなど、それ自体が更に細かくなってどうなのかとは、

どんどん精密に研究が進んで分かるということであるし、

そういった物理学と似ているんじゃないかというので、

その言葉の仕組み自体から、漢字を探究してこれたんじゃないかと!

ですから、こういったことで本当に感激しちゃったんですよね!

というのは、こういった小さい変化によって、ちょっとずつ意味が、ニュアンスが違いましたね!

それらは古典の漢語、文言文と言いますが、 その使われ方と非常にぴったんだということでものすごい感動してたんですよ!

しかも、もう一個、感動したポイントがあって、その上古漢語において、これらの(否定辞が)全てダブらない!それで非常に整った否定辞の体系を持ってた!

否定の体系を持ってた!

これらの対称性、二つずつに綺麗に分かれて、六グループあると!

しかも、m 型と b 型がある! それらの対称性の美しさにもう感激しちゃって、

もう、素粒子の対称性じゃないかと!もう、超対称性理論(SUSY)と言いますが、

それと同じように、もう必ずスピンが異なる素粒子(ボソンとフェルミオンのパートナー)がペアーであるようで似てるんじゃないかと!?(Savas Dimopoulos; Howard Georgi (1981). Softly Broken Supersymmetry and SU(5)", Nuclear Physics B. 193: 150–162.)

もう物理学の話に行き過ぎちゃ、危ない危ないという感じですけれども(笑)

今回は字形が、そもそもこれらの漢字、これは実詞と虚詞でして、

実詞で何か音が近いから、(虚詞として)借りたんだよというお話でしたけれども、

それらがどこから来たのかということ、

それと元々その実詞の音が近かったもの、

その音、もっと言えば、その言葉がどこから来たのか、

仮借する先の漢字のまたそれの語源もちろん字源も見てまいりましょう!

ということで、こんなものを用意したんですけど、

これ何だと言いましたら、全ての否定辞のもう一番さかのぼれる限りの古い形!

甲骨文と金文で特にそれでも古い状態、もう殷の終わりから、周の初めぐらいの金文で見ていこうということで、

こういったものを持って参りましたが、

元々このずっと私が言ってまいりましたけど、

語源と字源は異なると、特にこういった否定辞とは一番、虚詞と言いましたけど、

文法的な機能を持っているものは、象形できないから、言語的な要素だから、

これは形には出来ない!

こういった時には、音が近いもので借りちゃうから、一番強烈にそういった形で現れているということなんですけど、

じゃあ、今度は文字の方から行ってみようじゃないかということでいきましょう!

一つここでこの「無」という字ですけど、

先ず、これ「無」!篆書「𣞤」で書いてありまして楷書では見慣れない形ですが。

篆書、小篆を知ってれば、この字「𣞤」は近いと分かるんですよね。これは「無」ですが、

これ結局、「舞」が近いということでしたよね!

全部人が飾りをつけて踊ってると!

これ、みんな飾りの形がちょっと違うけど、全部そういう形になっているということで面白いと思うんですよね。

振袖みたいに飾りがついている!

それでこれは元々、私はじゃあそういうことでもう一個追究しました。

今度はこの「舞」の方の語源は何だと!*maʔ, *k.m(r)aʔと発音するんですけど、

これは、原始タイ語*ʰmo:ᴬでシャーマン、巫女さんを意味してる!

そういった言葉から入ったんじゃないかと!

しかも、この巫女の「巫」という字がありますよね。

*ma, *C.m(r)[o]と発音するため、語源は一緒かと考えられるんですね。

これでしかも次の「毋」の「母」は本当にこれこの部分で点点がなければ、これ「女」という漢字と同じですよね!

それで手を組んで座ってる形、女性に点々があるのは、これ乳房がありますから、「母」という意味でここになっています!

それで最初の頃は、この「母」と「毋」という字は(同じでして)、今はこの「母」と「毋」は書き分けて、

それは春秋戦国時代あたりから、どんどん分かれて、西周の真ん中ぐらいから分化していったと考えられるわけですよね。

もう、これ楚簡だと、もうはっきり違いますが、それで初期は「母」と同じだということで見て、

この「母」*mɯʔ, *məʔは、漢藏語族の*mowから来てて、これは西夏語*mʲɑ⁵⁵とか、ビルマ語 အမယ်, a.maiと同じじゃないかと!

やはり、これは全部「母」です!だから、そちらと語源が全く違う!

次の「亡」は、篆書に少し近い形「亾」ですが、楷書では「亡」ですね!

古い形で見ていくと、明らかに刃物の形ですよ!これもそうですよね!

それでしかもよく見ると刃のところに丸がついて、これもそう、

これはどういう意味かといったら、その部分のところ「ここだよ!」と指しています(《殷周金文集成》10881「無終戈」にある族徽合文「亡冬」の一部です。燕の地名「無終」は河北省唐山市玉田県です。酈道元《水經註·鮑丘水》。裘錫圭:《釋“無終”》,《裘錫圭學術文集·金文及其他古文字卷》62-63頁,上海:復旦大學出版社,2012年)! 指し示していますから、これもそうですよね!

そう考えていくと、後の時代といっても、西周の初期ぐらいですよ!

字の形がちょっとずつ訛っていくけれども、初期の形はやはりこれは刃物の先から来てる。尖ったところが来ているかと!

この発想は結局、また語源からも考えられ、私これについて、もう漢蔵語族の沢山の言語と比較して考えてみましたが、

もう、漢蔵語族の*r-ma(-t)、もしくは*r-maまで行くと!何故なら、クキ=チン祖語*hmaa では、刀で何かに傷をつけたという意味ですよね。

これでナガ祖語*hma もそうですが、タンクル語maでも、やはり同じ意味(刃で付いた傷)です。

そうすると、刀で何かに傷をつけてる!(「亡」という字の甲骨金文には)傷をつけたような痕がありますね。

それを考えられるんじゃないか!

しかも、この先が尖がってる意味からも、同じ語源でボド=ガロ語 matは、刀などに限らず、尖った、シャープなという意味があるんですよ。

それでしかも、これは草冠「艸」に「亡」を付けると、植物の尖った先「芒」を意味しましたが(また刀が尖った先は「鋩」でして)、

同じ語源からジンポー語matは棘々のイラクサを意味してるとか、

それで同じくジンポー語nmaは、今の傷が付いたなどの意味です!それでしかもタマン語¹mjuŋは、非常に尖ったという意味で彝語の中のムピ語me⁵が同じ尖ったという意味なんです!

そう考えていくと、こういった言葉は、結局そこから来ているということで、この字源とも非常に合うわけですよ!

つまり、この本当の元の形を象ったものを指し示す言語でしたから、「亡」*maŋ, *maŋという意味で借りて面白いんですよね!字源を考えるときにも、こういった漢蔵語族の他の言語で何を意味したのか、そちらの側からもいけて面白い話です(ちなみに漢蔵祖語 *(m/b)rakから、ビルマ語မြ, mra.、ギャロン語pra、「略」*ɡ·raɡ, *[r]akが出ています。)!

次の「莫」は「日」をもう一個「日」を加えたら「暮」になりますが、

元々この字形を見ると草「艸」があり、その下に太陽が落ちてことは、草の間に地平線に太陽が沈みゆくという形ですよね。

だから、「暮」はそうですから!更にもう一つ太陽を加えていますが、太陽が二つあったらおかしいじゃないかという話ですが、

だそういった形で後でこちらのマーク(否定辞)の方に使われたから、

先ほどの「無」に足「舛」を加え、「舞」で更に足を加えるとか、

もう、否定辞に使われちゃったが故に、本当の意味押しやられて、更にまた「日」が付いて蛇足ですよね!本当に! 蛇に足がついて「蛇足」ですが、こういった形になりましたが、

「日」が付いた形「暮」は、鄭張尚芳で*maːɡs、Baxter-Sagartは復元していませんが、諧声系列でみると「慕」「墓」*[C.mˁak‑s]、「募」*[mˤak-s]とありましたので、

どちらにしても、*maːɡs, *[C.mˁak‑s], [mˁak‑s]の場合、その語源をずーっと探しましたら、どうも漢蔵祖語*s-ma(ŋ/k)、チベット語 སྨག, smagは黒という意味に関係するかと!それで面白いことに、上古漢語の「黑」*m̥lɯːg, *m̥ˁəkで*mˤak-s(「墨」*mlɯːg, *C.mˁək)に近いです!

だから、この単語自体「暮」は日暮れという意味の意味としては、黒に(語源が)関係するんじゃないかと!

漢蔵祖語と関係してくるかということで、これも指摘した人は初めてと思いますのでお話し致しました!

更に「微」に関して言うと、これも面白いことに象形で髪の毛がものすごく強調されて長い!

だから、長いという象形「𡵂」から始まり、これ「𢼸」は会意文字のようで長いという音が違うけれども、鞭「殳(攴)」がここにありますね(櫛で長い髪の毛を梳かしている姿という説もあります)。更にそこ「微」にこの行人偏「彳」がついて増えていきました。

少しずつ要素がという感じですが、

元々これ自体「微」は「わずか」という意味ですよね。

「微」は「微小」とか、「微細」とか、「わずか」で「 小っちゃい」ということで、語源自体は漢蔵祖語*mwəy、やはり「デリケートな」とか、「小さい」とか、そうした「些細な」という意味でして、

これでビルマ語 မွေ့, mweでも、やはり mの子音を持ちますが、

実は美しいという字と関係があり、 「微」*mɯl, *məjという音ですけど、「美」*mriʔ, *[m]rəjʔの方は、r が入っているだけですよね!

しかも、最後に*-ʔ(glottal stop、声門破裂音、声門塞音)が付いて、

それで漢蔵祖語まで行くと、「微」*mwəy、「美」*mwayで「ə」が「a」になるだけで語源的にも関係があるかと、

ここで何で行人偏「彳」が付いてることも、 今度は特徴の「徴」という字と関係がありそうで、

そちらは次回に特集いたしますのでご期待くださいませ!

更にこの「靡」で大事なのは、この上の「麻」の部分ですよね。

「麻」の部分を見ると、これこれとこれですが、これは植物の根の形をしていますね。

下にこれがついている!「麻」はパーンと干しておく形かとも言われていたりして、

少なくても、これが声符で「麻」*mraːl, *C.mˤrajと読まれ、特に「靡」*mralʔ, *majʔと音がかなり近く、ここにrがちょっと入ってるだけだと!

それで前に「C.」が付いてるのは、Baxter-Sagartが何らかの子音がついているということで考えたことでついてますが、

かなり音は近いから、ああ借りたと分かるんですよね!

この「麻」の他の漢藏語族の言語と、どう関係あるのかとちょっと考えていきましたら、

少数民族の言語、アチャン語 maʔ³¹が「麻」を意味して、彝語 ꃆ, mu²¹が、やはり「麻」を意味してるから、やはりこれ関係がありそうと、

しかも、この元々のこの漢字で否定辞としての「靡」*mralʔ, *majʔでしたから、

きちんと、アチャン語には最後に*-ʔが付いて、彝語 ꃆ, mu²¹は否定辞の他の言葉と近いため、一つ関係ありそうと申し上げました。

それでこの字はもっと行くと、この文字で更に下に付いた「麼(麽、么)」*maːlʔ, *[mˤaj]は、今の中国語で「什麼(甚麼)」shénmeと言いますが、「什麼」の「麼」も、この否定辞から、

「そうなんじゃないの」から疑問詞に行ったと話しましたが、やはりこの「麻」という部分を持っていますね。

この「什麼(甚麼)」、今の中国語の「何で」っていう言葉にも、だから、この部分の音を継いではいますが、

今度はこれ「勿」*mɯd, *mutは、何を表しているかと言ったら、

どうもこの部分を見ると、先に刀と言いましたが、やはりこれは刀なんですね。この部分、点点を抜いた部分、これは刀!

だから、「刎」*mɯnʔ, *[mənʔ](Baxter-Sagartは再構しませんが、上古韻部「文」*mɯn, *mə[n]から類推)は切る!これは更に先ほど言いました「暮」はこれ「莫」に更に「日」を付けて蛇足だと言いましたが、

また、この「勿」にまた「刂」が付けるんですよ!

そういった字で元の本当の本字「勿」が、こっち「刎」にいきまして、

結局、何かものを収穫したり、切ったりする。しかも、何か飛び散ったりする点が付いてますから、刀で切ってる!

それでこれ「勿」は古い甲骨文の形でこれは少し、また話が広がりすぎちゃうんですよね。

(一番目は)何かこれ「弓」みたいな形をしています(「𢎥」は「發」*pad, *Cə.patの初文と解釈され、「弜」も甲骨文で否定辞「不要」の意味で用いられ、「弗」*pɯd, *putに音が近いです。《甲骨文合集》19752。裘錫圭:《釋「勿」「發」》,《中國語文研究》第 2 期,1981 年、《古文字論集》78 頁,中華書局,1992 年)。 でも、まあ「弓」を見ると、やはり「刀」の形をして、そう考えておりますけれども。

これで見ると、それは刀で何かを切ったりする漢蔵祖語*mwa(n/t)から来ていて、これでクキ=チン祖語*meet、ジンポー語mot³¹、彝語ꃂ, mɯ²¹なども、やはり、mの音を持ってます!

だから。これを借りて、刀で物を切って飛び散ってる形 「利」がありますが、収穫する形で本当に点点が付いて、「禾」に「刀」が当たって、穀物がパパーンて弾け飛んでいる点点であるんですが、

それ「禾」がつき、こちらが「利」になりますから、そこから収穫するから利益と行きましたが、

こっち場合は、結局、否定辞に使わたが故に更にここに刀をくっつけて、文字を作ってるからやはり、来てると見てこれたと思いますが、

更に「未」はこれは枝!こういう形で大体根っこと上の部分ですよね。

植物でそう見ると、どうも枝ぶりがしっかりして、はっきり木みたい、植物みたいで、これは根っこでしょ!

殆どこの上の部分を動かして、この間のこれでこの部分を取れば「木」ですよね!

でも、これが付いていて、枝ぶりが結構ある木みたいに見えますね。

これも、これもという感じで見て、これ自体の元の意味は、この「未」の上に草冠をつける形「苿」で残っているらしいと、

もしくは「味」という「口」を付けて、「味」という更に上に草冠「艸」が付いた「菋」は木蓮を意味していると思われ、

それで木蓮の写真を見るとかなり枝の付き方はこれ似ていますね。

そうすると更に調べるとカレン語*məŋᴮに関係しているとか、リス語mɔ²¹に関係しているとか、ツジア語mu³に関係してるということで、

全部これは木や薪(焚き木)に関係する言葉ですが、

上古漢語の「木」*moːɡ, *C.mˤokの語源も(彝緬祖語 *ʔmuk、西夏語 mur、ボド語 muraと関係するそうでして)、結構大変なところがありまして、これらの言語と関係があると言われたりするそうですから、

この「未」と「木」はやはり、何らかの木と関係あるし、明らかにこれ根があり、枝ぶりがありますから、

それで木蓮に関係すると言っていましたけれども、

少なくとも、そういった言語と関係あると少し申し上げておきました。

次のこれ「不」*pɯ, pɯʔ, pɯ', *pəもやはり植物なんですよ!これ、これ!

萼でこれがペローンと下がってる!花の形をしていますね。

それでこれもみんなそう、大体そういう風に見える!

これを見ると「丕」は、この1本下、ここに一本を書くと「丕」。

この「不」*pɯ, pɯʔ, pɯ', *pəに近く、「丕」*pʰrɯ, *pʰrəという音ですが、「花」*hʷraː, *qʷʰˤra、「華」*ɡʷraː, *N-qʷʰˤraと、やはり語源が一緒らしいと、私は思ってまして、

これもどうも語源が分からないため、結構一生懸命頑張って調べると、

少し「萼」はかなり雄蕊とか、雌蕊とか、萼とか、それらは分化しすぎているから、

もう少し広く「花」から、私に考えてみたら、(《詩經·小雅·常棣》「棠棣之華,鄂不韡韡」、《說文》引《詩》「萼不𩏬𩏬」とあり、「萼」と「華」は深い関わりがあり、) 漢蔵祖語*baːr「花」に関係ありそうと思い立ち、(南亜祖語 *pkaaw ~ *pkaʔの借用かもしれません)。

それで(ボド=ガロ祖語*bar、レプチャ語búr、クキ=チン祖語*paar、)ナガ祖語*parでb が p 、それでカレン語*phɔᴬでphです。

今度は彝語 ꀮ , pu³³だから全部 p の子音が出ていて、ちなみにこの彝語 pu³³に関しては、「蕾」という意味があるんですね。花の蕾!

そういった形でちなみにビルマ語ပန်း, pan:、ジンポー語pan、タニ祖語*pun、コニャック語puːŋですよ!「u」が伸びた「uː」の形ですから、

皆この「不」*pɯ, pɯʔ, pɯ', *pəに近いですから、花と関係あるというのが一番、最適と思って、私は特定しており、新説かもしれません!

今までは分からなかったら、何が語源かと、あのマティソフ教授の言語の様々なデータ(STEDT)がありますから、私はそれで調べて、多分それは花ということで納得してお話しました。

ということで「否」は更に「口」が付いてますよね!この形!「不」は実際そうで間違いない!

「否」は「不」が声符で「口」が意符と言えると思うんですね。

この「非」に関しては、色んな説がある!それで本当は結論から言いますよ!

「北」と殆どそっくりですよね。

それで「北」も二人が背中で向き合う形ですね!

それで殆ど金文で見ると同じですが、言葉として、「北」*pɯːɡ, *pˤək、この「非」*pɯl, *pəjは近いですよね!

鄭張尚芳は、もうこれ「ɯ」のやはり母音も一緒でBaxter-Sagartも近い!

だから、やはり「北」とこれ何らかの関係がありそうと思われ、これもまた定説を見ないから、自分で考えるしかないです!そうすると自分の頭の中にある大量の言語、もしくは文字に関する色んなイメージや知見をフル活用して考えてゆくしかないです。

ということで、私は考えました。「北」と関係があり、もう一個問題があり、この「比」という字がありますが、

この「比」はお匙が並んでいる形らしいと、それで「北」は人ですよ!

匙と人とものすごい形が似てる! もうとんでもなく似ていて、

こっちを見るとやはり「匙」みたいな形していますよね!スプーン!

これだったら分かる。それでどうもこの一本棒が付いていると、このスプーンなんですよ。

「比」の場合は付いていない人みたいな形で本当に紛らわしいものもありますが、こういうのもある。

でも、この「从」と「北」にはこういった形の区別をしているものがないから、

逆に言えば、そこから消去法でいけば、「北」はやはり、人の背中の関係あるんじゃないかとお話をしましたよね。

それに s のsuffix(接尾辞)が付くだけですから、「北」*pɯːɡ, *pˤəkという言葉と「背」*pɯːɡs, *pˤək-sでs が付いてるんですよ!

だから、やはりどうもこの「北」は敗北の「北」で「背を向けて」と言いますが、動詞「負ける」から、本当に「背」と近いことが分かり、

人が背中を合わせて、やはり「背」という、字源もそうですが、

問題があり、この「比」*piʔ, *C.pijʔと「匙」の「匕」*pilʔ, *pijʔは、もう p の音があり、本当にこの否定辞のpとも関係して、私は匙のほうもかなり検討したら、

やはり、先にこの部分と全然その曲がり方が「北」の方と関係があると言いましたが、やはり「北」の方と関係させる方が近いらしく、

もう本当に紛らわしい「匕」*pilʔ, *pijʔ、「非」*pɯl, *pəjは近い!

非常に迷いました!だから、私は二つを出して、その考える筋道を丁寧に説明しました。

それで最後に結論としては、「北」に近く、音から言えば引き分けですが、仮借した!どちらから仮借したのかというと、

でも、そうじゃないかなと思っており、こっちはちょっと手がついてるのが、少し気になるんですね。人なんか手で捕まえているのかな!?

私は思いました。そうすると、これ匙(匕)かということで、

でも、これもそうすると考えていくと、また複雑なっていきますね。

どっちの説がいいかに関しては、色んな角度から総合的判断してゆく必要があるということで、こういう話もいたしました。

最後の「弗」*pɯd, *put、手偏にこれを付けると「拂」*pʰɯd, *pʰ[u]tという字になりますよね。

それと関係して、漢蔵祖語 *k/p-y(w)akという音ですよ!

しかも、チベット語འཕགས. phyag、タニ語pək、チェパン語pʰekでして、これらは皆、掃除をする(掃き清める)という意味であったり、

特に一番最後のチェパン語は箒という意味があるため、これを「払」と関係して来て、結局、箒の形を象ったという物を縛っている形と言いましたが、物が縛られている上、その結果として、この形は箒の可能性もありそうだと、こうした漢蔵語族の様々な他の言語とも考えながら、

この仮借する前の字は、何の意味だったのかなとも見えていけると面白い一つの探究方法じゃないかなと!

色んな今みたいにものを見ていくときには、もう字形の形からいくのか、 それか更に言えば、言語の音でいくのかとか、

色んな総合的に考えて見ていくと、でも、一つ言えることは一つ一つ全部、否定辞と象ったものは異なるということで、衝撃的な内容ですが、見えてくれないじゃないかなと、

それでしかも一つ一つは全部語源が違った!

でも、m か pの子音が一致しているから、音が近いから仮りたとは、本当にすごかったと思うんですよ!

強烈ですよ!全然違うもう系統の言葉が合い、それで借りて、

元々全然違うルーツのものが、(否定辞として)一緒になりまして、面白かったんじゃないかと!

そうして、言語や文字とか、語源が字源の探求とは、やはりもう洞察と推論をしながら、色んなそうした証拠を合わせて、全体的、総合的、俯瞰的に理解して、一つ一つ定めていけると一つ戻ってみますね。

この(言語と文字の)デュアリティ(双対性)の話をしてきましたが、これに行くんじゃないかなと!

もう、否定辞を見ていく中でも、本当にそうでありましたが、

言語の音韻の方で行くのか、これはそうでいきました!

そして文字の字形の方でいくのかということで、

本当にもう二つのファクターをものすごく否定辞に関して掘り下げてこれたと思います。

そうして、もう本当は否定辞についてするつもりはなく、急遽、緊急でこんなのを用意してしまいましたが、

本当にこれからもここは掘り下げるべきだと思ったら、

もう、こうしたことを考えて分かりやすくまとめ、視覚と聴覚、目と耳で音を楽しみながら、言語と文字を見てゆきたいと思いますので、

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