王羲之に先立つ鍾繇《薦季直表》、同時代の出土簡牘(走馬楼木牘)と併せて細かい筆の動きを語りました!
KF-Schola / 探究の探究では、頻繁に新作を更新する予定ですので登録下さいませ!https://www.youtube.com/channel/UCFO5Akv8rd0CO4lahUGn6jg
最近Twitterで編集の裏話や新作の動画の告知を始めました。フォロー下さいませ!https://twitter.com/KF_ArSin
姉妹チャンネル KF-Ars Sinica / 系譜でたどる中華文化 もエキサイティングです!https://www.youtube.com/channel/UCVcCcF62H09v8Yk3mkU8ojg
2021年3月3日
そして前置きが長くなってしまいましたけれども、こちらに鍾繇のこの季直を推薦する表ありますけれども、《薦季直表》と、まあこれは凄いですよね!今からおお、ちょうど、ちょうど、ちょうど、ちょうど、1800年前か!(笑)
1800年、おめでとうございます!1800年も前に書かれた文章で本当に最初なかなかこれもいいんですよ!これ「臣繇」と自分の遜って言ってますね!これは自分を遜り、言(もう)すということで申し上げるということでね。
それで私は「臣」というのは自分ですよね。鍾繇自身が自ら先帝に遭遇し、忝しくも腹心に列すると書いてありますね。だからお仕えしたんですね。皇帝に、前の皇帝に、
これでそこでここのところに書いてあるのが、ここに建安の初め(後漢の献帝の元号で196年頃)より、王師という人が関東という場所に於いて、賊を破ったと、状況が書いてありますよね。
その時の年はかなり作物が取れなかったんですね。貴重だった。それでかなり荒れてたと郡縣もなかなか地方の政府が機能しなかった。 残毀、これグチャグチャっていうことですよね。
だから結構もう漢の終わりぐらいの時はもう世の中が不安定でめちゃくちゃなんですよね。その時の話をしておりますが、 出だしがなかなかいいですよ!
その後続くんですけれども、この三行だけを出してきたのはですね。まあ今回はその内容のことも面白いんだけれども、やっぱりこの書法を見ていきたいと思うんですよね。
こういったものを見るときに私が先ほど申し上げましたよう、書法というのは、その当時そう同時のその雰囲気がやっぱりありまして、それを見た時にその当時に使われた筆法はやっぱりその当時の同じ時代の資料を基に見ていくとすごく本当に分かりやすいということでね。
本当にこれが16年しか違わないんです。それでこのような木牘、簡牘と言いますけど、簡牘は竹簡とか、木簡とかをパンと割って縦にして、それでそこに書いてゆく、
それで牘というのは、ある程度こういった面があり、何行もズラズラと書いて行けるわけですけども、
この走馬楼というところは、長沙は湖南省ですよね。 そこで井戸の中からそこにいっぱい必要ない文章をポンポン捨てたわけでして、そこに井戸の中では水びたしだから、本当に無菌状態になって、これは腐らずに出できた。
すごい量が出てきたということで、その中で私全部見たらこの文章は、地方の方でを鍛えたことを記録しておいた档案と言いますけどね。
これは(奴隷の売買に関する)行政文書ですけれども。この字を見るとすごくね感じることというのは、入った瞬間にグッといって、キュッと行っている!小さい点も、本当に入った瞬間に中鋒をなしてキュッと押して、要するに非常に線というよりかは、本当に点のよう、線の場合は本当にシューと入ってきて、それで太くなって、また細くなるような、
その入ってきたところから出るところまで滑らかに、全部にいってるんですよね。途中で変な力が加わったりしないで、それで転換点もギュッといって、キュッというようにすごい素直なんです。
要するにこう入って、これだから、こうじゃなくて、すごく筆の機能を本当にもう素直に用いて書かれているんですよね。
それですごく面白いのが、このここのところで入っていくでしょう!それでキュン、キュンと次のところに行くのは本当に細かいのだけれど、ちょっと 入って、次の所にグって行ってるですよ!
だからトンといって、ピンとかじゃないんですよね。ギュと紙に本当に筆を沈ませるような感じで上下運動で、それでここなんかも、そうなんですよね。
本当に触れる瞬間は本当に瞬間に中鋒をなして、ギュッと行って、それで直ぐに抜けるという、線もそういうふうに書かれている。縦なんかはもう特に本当にそういった傾向が強い!
真ん中をやっぱり強くして、本当に安定が(あります。)なかなかこのバランス感覚も、ここがあったら少し左側に来たりいいんですよ!それでしかもこのをこれは「系」という字ですけど、一本あって横にしかもこれ隷書ぽいんですよ!
横にいくんですよね。こう行って、それでこう行って、糸なんですけどね。この曲がり方とかも、なかなかキュッ、キュッと行くんですけど、
それでそこでここでもう一回入れ直すまでは行かないんだけど、瞬間的に抜いた感じで接触しているんだけど、少し転換させる時に少し筆圧が下がって転換するという形ですね。
それでしかも最後のこの点の動きが、全体的に弱いとこうなんですけれども、ここ一個で全体を抑えちゃってるんですよね。すごいんですよ。
これなかなか見事じゃないうかということでして、すごい特徴はこの横線ですね。この点はここでやっぱり、この小さい点が入るときと同じで、チュンと入っているんですよ。
それでそこから瞬間的にその中鋒をなしてるから、もう右にピンてくるんですよね。 ここは筆圧は意外とここは抜いているようだけれども、抜いていないんですね。
この入ってから、そのままその力でギュっとはねつけて、それで早いから、本当に筆圧が高いんだけれども早いという状態、そこでゆっくりと止めてゆくんですね。
しかもこっちに行っちゃわないで起こしているんですよね。
そのことによってすごいこういって、こういって、本当に山形みたいになって、おもしろいんですよ!
この点の打ち方も、筆が入ったら、入った瞬間に下の方にキュンと抜くんですよね。
そうなんですよ。だからここなんかもこう言って少し入ったら、上側にこっちにいって、今度はこっちは下側にこうきてるんですよ。
だからこうこう逆なんですよね。細いんです!とにかくここも!それで小さくしたことによって、 逆三角形でなかなか字のバランス感覚が面白いんですよね。これ本当に
普通だったら、まあある程度大きくなっちゃうんですよね。小さくして!
それで「臣」でしょ。ちょっとここはまあ見えないから、見える字で行きましょう!
ここなんかはトゥンとやっぱり点みたいに入って抜けて、ここもそうですよね!点みたいに入って抜けて、これ特徴ですよね。
それでねここでギュッといって、下のほうがいいとこれもここで抑えて、ぎゅっていくんですよ!
すごいその特徴でここもギュッと行ったら、点を打って、次のところに行くんですけどね。
そういった形でまあこの辺はちょっと本当にもう写真が悪いから、あまり見えなくて残念でありますけれども。まあ見える所で行きましょうね。
ここなんかも、この線もそうですが、入ったらギュンとこう出ていくわけですね。なかなかここの 月の肉月ですけど「腹」だから、ここの角度、これすごいです!やっぱり味がある!
普通だとピンと規範的にやっちゃいたいんだけれど、筆というのは沈ませたときに人間は右手で書くから、自然と左に行くんですよ!
下に行くと、こういう筆が右側に倒れるわけですよ!右側に!その自然に線を引いたときに行くような形で書いてあるということが言えるんですね。
それで点点があるでしょ。この点の角度も本当にこういう感じでおもしろい!
それでちょっとひしゃげている感じなんですね!それでこっちはこう書いてあり、こっちは下の方にそれでなかなか素直じゃないかと、面白いと思ってる。
それで先ほどここと同じで、繇という字の右下が、右下で強くすることで全体を音は支えるっていう感覚が特徴ですよね!
だったりこの「心」なんかもいいですよ!この入り方、グニュっと入って、ニュと抜けて、(連続的に書かれているため、)線を引いてないんですよね!
ここでやっぱり点の延長で、ここも行ったら、ここの場合は、線と違ってピョンといくんじゃなくて、このグーと入って少しずつ筆圧高まって、ここで一番高まって、この力を保ちながら、次の所にどこ行こうか、ピンと行っているんですよね!こっちにね!
それで行き過ぎちゃったマウス🖱(笑)ここにそれでここにギュッといって、すごい一つ一つの画をすごいしっかり紙に入れようちいう意識が強い、
すごいなかなか手堅いという、そういう感じがしますね。ここなども右下にに行くでしょと、それでここはこうこうこうで右上に行っているんですよ!
こっちは右上に少しいってる。楷書ほどはいってないけど、殆ど、唐の時代や北魏の時代の楷書ほどは行ってないけども、少しいってる!
それでこっちはちょっと大きすぎるという、ちょっと違うんですよね。ここもギュッと行って、最後のところでキュッと、本当に筆を上手く整えて処理しているんですよ。
ここが汚くならないように、個々の瞬間まですごい圧が高いんですけれどもね。最後のところで瞬間的に鋒が揃うようにして抜けている!
だから線の端っこがずっと続いているように(息が長く)見えるという、なかなかこの線も手堅いんですよ!これ!
ここのキュッときたらグッーと行くでしょう!ここの下の所もやっぱりこんな特徴がありますね。
しかも同じ波法ですよね。隷書でいうと波磔ですよね。こういうところ、こことここも、まあそうかな。
全部違います!これすごいですよね!この入り方、これなんかは割ともう唐の時代の楷書とか北魏とか、その後の時代の楷書になかなか似ているような形もある。
これは少し行書っぽいところもあって、すごいんですよね!ここのところでシュンと行ってますよね!すごいですよ!この抜け方がやっぱり中鋒で書いてるから、本当に筆を最後に圧をかけてそのまま抜けば、綺麗なこういう形になるんですよ!
これもそうですよね。ここなにかもすごい!こっちは少しやっぱり隷意もあるし本当に普通に抜いている!圧をかけたら、そのまま抜けていって、すごい素直です!
ここもこことここの「自」も違うんですよね!この点画、こっちは右側の方が強い、こっちはこっちとこっち、ある程度同じくらいで、このへんが強いんですよ!
ここが少しし浮いて、ギュッときて、これが逆!こっちが強くて、すごい点の打ち方も違う!
点もすごいなかなかこれがちょんちょんでしょ!あんまり触れていないんですよね!ちょっと触れてるけど!本当に面白い、空きがということで、そういう細かいところ、これとこれも違うんですよ。
この、これもなかなか面白くて、本当にここのところで行ったら、横のまま、そのまま、ある程度の圧をかけたまま抜けていっている。
これはある程度、筆の先がきれいに整うようにして、中方で来てるから、その抜けば、先ほど申し上げたように行くんですけどね。これもそうですよね。
ここは違うんですよ。これ!まあどっちかといったら、こっちのほうは行書ぽいなという、楷書だとピンときれいにここを三角形に揃えるから、こういう意味で感じですね。
それでここでこの線は同じですよね。先ほど申し上げた、ここなんか、もうもろ出ている。この点を打ったような、点を打ったたような感じでして、
そこからピンと言って、ここで気すごいです。この速度、速度感がピン、それでギュッと止まっている!なかなかこれいいですよね!
本当にそれでこの扁平につぶれた感じがいいんですよ!普通はこの枠ですよね。これはウ冠「宀」で家の形をしてる訳ですからね。これ元々は金文や甲骨文では、小篆でも。
それでそこが大きく体で女がグシュンと潰れているという、ここ行って、ここ短いから!
中がひしゃげておもしろい!なかなかこれが安定感があり不思議です!
しかもこの字だけこっちがちょっとでていて、字がこう揃うとこっちに来ていないんですよね。おもしろい!
こっちの方が左の方にウニュンといっているんですよね!
そしたらこっちで戻しているし!これはちょっと分からないけど、ここの本当に写真の関係でして、まあ見えるところで行けばですね。
これは今私は申し上げたのと同じ書き方ですね。ニュンと入って、それでウーンと行って止まって、この真ん中はきれいに瞬間的に触れて、チョンと反ってますね。これはね。
だけれども、圧は瞬間的にクッと化kるんですね。すごい!
早いからといって、表面上だけ撫でているんじゃないんですよね。
それでこれはそう書いていて、一番最後の画でしっかり安定感あるようにという感じでこうやってますよね。
それでまあここはちょっと文字があれなので、これなんか特徴的で本当にこうきて、これなんかを最後の終わりの所が隷書ぽいですね。
「關」という字はね。それでここと、こっちが大きくて、ここだけ空きが結構あるのだけれども、ここはないという面白いんです。
それでこっちがスーッとこっちに倒れている。こう行って、こう行って、これよって、このままだとちょっと狭い!ここら辺が狭いから、これ書けなくなっちゃう!じゃあしょうがない!
こっちによけちゃうと、これちょっと書いたときに、ああちょっと狭くなっちゃうからということで空けている。そうでなければ、これ「糸」「糸」と書けなくなっちゃうからですね。
すごい細かいですけれどもね。という感じでなかなかこの倒れ方がいいです。
下の所はここが強いですね!やっぱりここが強いとか特徴があるんです!
これもおもしろいしね!台形みたいになっている!これは上がっているのにこれは同じ!隷書みたいに安定感がある!
これはちょっと明け過ぎちゃったのかなと思って!それでこれを強くして、ここの二本で隷書っぽいということで水平になっているという。角度が違うんですよね!
それでここはやはり強いでしょ!それでこっちはチョンといっている!ギュッといっていて、明らかに左右の強さを変えて、そういう意図的に考えてやってますよね。
おもしろいことに中心線がこっちが強くて、やっぱりこの辺が太い右側がものすごい強いイメージですよね。
それでまあここもちょっと(写真が)薄いから、あれとして(飛ばすとして、)そしてこの反り方もいいんですよ!
それでここも入っていて、なかなかすごいそのままキープしたまま行っていたり、
これだって面白い!普通、こう打って、点を打って、こっちに抜いて、それでこれはかなりこれは「亡」という字ですからね!
「荒」という字もすごいですよ角度は、ここものすごくいっている!
それでこっちで下で抑えてるという、すごいんですね!これで「穀」という字、これも本当にこっちの左側が大きくて、右側がこういうふうになって、下のところでボリュームで勝負したんだなという感じがします。
それでちっちゃい面白いバランス感覚だったりして、本当に鍾繇はやっぱり特徴が、こっちが長くて、こっちはやっぱり点が、これありますよね!
これはある程度の圧を加えて、そんなにだからずっと行っている。
そんなにだからずっと行ってるから、ちょっと早くなるけど、こっちほどとか、こっちほどじゃないから、ずっと平均に近いような形で書いてくれていますよね。
こっちもテンと入ったら、瞬間的に弱くなって、こっちを書いているですよ!面白い!
言ってみれば、起筆とその筆が動いていくところ、瞬間的に断絶があるんですよ!ここにね。 面白いですよ!これは、それでここも引っかけたら開いてるでしょと、この「貝」も、ううん、見事だなとおもしろいです!一個一個見ていくときりがないんですよ!
この「郡」という字だって、ここが強いでしょ!もちろん当時は文字として書ければ、ある程度改まった感じで楷書で書いているけれども、
まあよくこれは楷書と言うけれども、本当に面白いことに楷書と隷書の間だし、行書ぽいとこもあるし 、草書ぽいとこもあるし、すごい色んな書体が混じってるという、
純粋な唐の時代とか、北魏の楷書とは、ちょっと違うんですよね!という感じで色々見て取れるんですよね。
本当に驚いたことにこの肉筆は残念ながら。今はもう失くなってしまったから、もう古い写真でしか見れないんですけれども、
最近出てきたもう走馬樓木牘から、これちょうどこの年が分かるところ、ここのところを237年じゃないかと分かるんですよね。
本当に似ていてびっくりしちゃった!私も本当にびっくりしちゃった!
というのが、その横線ですよね。ここにテンと当ててから、ピンといっていますよね!
しかも、こういうことか、横の線ある程度長い横画、ここなんかが一番、「爰(ここに)」という字のここなんかが近いじゃないかな。ここにすごい似ている。
これはちょっと起こしてますけど、まあ鍾繇の場合も起こしているところありますからね!
それでここの縦の線の少し下も真っすぐじゃないんですよね。こう入って、こうなって、こっちに行く!
というのは、次の画に行きたいから、それもあって先ほどありましたよね。縦の画がこことか、すごいんです。似てるんですよ!
まあ「年」で同じありますから、 だからこれを見ると、本当にそれでどちらかった取ったら、右下のこれで全体を抑えてますよね。
こういうところが似ている!これはやっぱり隷書の波磔で全体が最後の一画の右に下の方に出た線で抑え込んで全体を安定させるという、そういう手法がまだ生き残っているというか、
その発想に近いんですよね!それでここのところだってシュンと行って、瞬間的にピンと中鋒で書いているから、瞬間的に脱力しても偏ってないので真ん中できれいに抜けてますね!
そういうところもありましたよね。鍾繇でもすごく!強くずっとくるんだけれども、あるところ最後でピンと弱く上げると言う、
まぁここもまあ似ているところもありますけれども!
本当にこういうところも特徴でこれなんかもそうかもしれない。ここもあんまり綺麗な見えないですけれども、ギュンといって、ピンに抜けている!
ここに似てるんですね。すごい!こういうところね!それとあとここから入ってきて、右下にこういう風にいくところとかね。これすごいです! 似すぎている!
それで弱くと言いますか、瞬間的に筆の先から入ってきて、ギュンと強くして、線を安定させるという方法でして、この線もよく見ると結構あるんですよ!
こういうところなどは、本当に画が多く詰まっているから、随分と強くなってるし、意外と太い線と弱い線の差が激しくて、
それで今話しているところは、こういうところにあるかな。ここもそうですよね。触れた瞬間は弱くて、本当に瞬間的にそこに接触してから強くなってゆくという線も結構見える。
ここもそうですね。言ってみれば、この線だって、まあこの後もいっぱい続くから、こういう線は、鍾繇の中でよく出てくるんですね。
これでこのこういった「口」の作り方なども、「日」とか、こういう作り方もそっくりです!
ここがこう入って、こっちがこう入るんですね。ここが入っていますよね。その中で窄まっている!
それでここは太いんですよね!すごく似てるんですよね!だから本当に私はこれ見て こういった本当の簡牘を研究 こういったような線の読み方をもうこれずっと続けていったら、これをこのう李直さんについて推薦を一生懸命している!
この後も文章が続いているから、もうずーっと何時間もなっちゃいますけど、今みたいな見方で、もう筆がどのくらいの圧で、そのどのくらいの速度で、どのくらいの傾きでというのをしっかり見ながら、その線を読んでいくとですね。
それで臨書を自分の中でもう1回再現するという方向でね。ただ形だけを見て、ウンとやっちゃうんじゃなくて、自分の慣れた書き方じゃなくて。
そのここで書いた人のそこでの動き、 筆に対して力の加え方とか、それに対しての載っていき方とか、なぜじゃあそこを太くしたのか、なぜここ早いのかとか考えながら、見ていくと面白いということで、今回結構語りましたけどね。
今回お話できたんじゃないかと思います。といった形で。次回はもう陸機の方も観て参りたいと思うますので、どうぞご期待くださいませ。
王羲之の方とまたつながっていくと思います。本当に鍾繇は王羲之がもう好きだった人で本当に彼の中でもうみんな法帖の拓本いっぱい残ってるんだけれども、
本当にこういった肉筆のもの、まあ鍾繇が書いたものじゃないかもしれない。これはちょっと後の人が模写したかもしれないけれども、この書法を見ると本当に当時の同時期、これは絶対間違いない。当時にポンと書かれて、ポンて捨てられたものだから、
もう出土資料ですから、もう間違いないということで、そうやってみると、これは近いから、かなり信用していいんじゃないかと、私は自信を持って言えると思います。
どうも今回もありがとうございました!今後ともこういった形で書から出てくる。この静かな感動を語りたいと思います。ありがとうございました。