モーツァルトの最難アリア、ルチオ・シッラLucio Silla, KV 135(1772年)より「ああ、残酷にも、愛しい夫の恐ろしい危機を思うと(Ah se il crudel periglio)」 で大盛り上がりしました。
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2021年3月11日
皆さん、こんにちは!モーツァルトのルチオ・シッラ(Lucio Silla, KV 135)やってみようということでして、結構若い頃の作品でオペラなんですけれども、すごく面白いということでね。見てまいりましょう!
ここにリブレットがありますけど、本当にこの年にこの人、当時イタリアの北部、これミラノで上映されましたけども、ハプスブルク家と関係ありまして、非常にオーストリア、南ドイツはイタリアは結構関係があったってことで(神聖ローマ皇帝フランツ1世とマリア・テレジアの子フェルディナント大公 Ferdinand von Österreich, 1754-1806のために作曲されまして、)
それでミラノの劇場で演奏されましたと書いてあります。じゃあいつものケッヘルカタログに行ってみましょう。
こちらなんですけど、実はこの作品は《ポントの王ミトリダーテ(Mitridate, re di Ponto)》(KV 87/74a)いうね作品が、1770年にこれより3年前(正確には2年前)に書かれていましたけれども、
その時ものすごく成功したんですね!だからそれでその時に1772年の最初の頃にじゃあ1773年度の謝肉祭のために書いてくれということに言われて、
だから1772年終わり頃に作曲を始めて、12月に上演されたということで書いてありますから、これで上演されたということなんですけれども、
そういった形でこの我々が今日見ていこうとするアリアはですね。どちらにありますかね。ここですね!
Ah se il crudel periglio(ああ、残酷にも、愛しい夫の恐ろしい危機を思うと)、このアリアは、モーツァルトが生涯書いた中で一番難しいんじゃないかというくらい、めちゃくちゃ難しい、もう複雑な音が動きまくってるんですよ!
何でじゃあそういうものが生まれたんだかということも含めてこれをやっていきたいと思うんですけど、
そもそもこのオペラ自体がルチオ・シッラはローマ人なんですよね。
それでちょっと見てみたいですが、こちらです!
このコイン(大英博物館に所蔵される金貨 Aurelius)にあるんですけどね。
このLucius Cornelius Sulla、この人は独裁執政官、dictatorと言いますけどね。英語でもdictatorと言うと独裁者という意味がありますけど、
当時ローマは共和制のローマだったから、まあ元々は元老院とか大事でみんなで話し合って決めて政治をやっていたんだけれども、
ある有事の時にはそういうその民主制は非常にやっぱりみんなで話し合っていたら、対応できない、戦争とか、もしくはもっと大変な色んな事が起きたときには、独裁官を置いてやっていたということらしいですけれどもね。
まあ基本的にdictatorというのは、これはラテン語のdictateから来ていると思いますけれども、(英語で)dictationは書きとらせるとか、そういう意味がありますけれども、言う(dico)から来ているんですね。それでラテン語のdicereから来ていると思いますけれども。
それでこの独裁執政官をシッラはやったけれども、突然辞めて、また共和制に戻しちゃって、おお!拍手ということでして、
そういった歴史的な事柄をオペラセリアと言いますが、こういった形でオペラにして、それでやってたということなんですね!
そしてこちらなんですけど、びっくりしちゃう!
これはモーツァルトのサイン、アマデオ・モーツァルトとレオポルド・モーツァルト、お父さんとモーツァルトのサインがありまして、
これはこの作品を書いたことに対しての作曲料を受け取りましたということ、
ここに書いてありますね。それでこのオペラセリアときちんと今申し上げたことが書いてあるんですよ!
それで作曲したここですね。Onorarioと書いてありますけれども、これは作曲料としてこう書いてありますね。
本当に「この最初のオペラセリアを作曲したことによる謝礼(Onorario per aver composta la Musica della prim' Opera Seria)」と書いてありますね!
本当にこの作品を書いたことに対しての謝礼として、 支払ったリラが、何リラ(₤)ですかね!?
これこちらに書いてありますので₤2112.20、1かこれ₤2112.10ということですね!ということでもらったんだよと!
これを見ると、1772年12月29日とあります!(ミラノ・スカラ座 Teatro Ducaleで上演された3日後)にちゃんと払って、受け取ったよという文書まで見つけてきてしまいました!
そして実際にこちらのモーツァルトの自筆譜もちゃんとこういった形で残ってまして、ちゃんと見ることができるんですよ!
これはOverturaと、これは(英語の)Overtureで序曲ですけど、当時はイタリア語でこういったSinfonia、と書くことが多かったけれども、書いてありますけれども、序曲ということでモーツァルトの字が見えるんですけれどもね。
そしてこのオペラの中でも一番難しい、しかもモーツァルト作品の中でも一番難しいアリアと申し上げましたけれども、こちらを見てみますよ!
アンナ・ルチア・デ・アミチス(Anna Lucia de Amicis, 1733-1816)というソプラノ歌手がいて、すごい技量があったらしいんですよね!
モーツァルトは、結局作品がどうかっていうより、当時の上演する時のその歌手たちの技巧に合わせて、かなりそのアリアの書き方を決めてたんですね!
というのは当たり前ですよね!逆に自分の作曲動機というか、お願いされて上映するために書き下ろしたのだから、
初演の時の人たちの技巧、どの程度歌えるのかによって、 結構その書き方を変えていたわけですけど、
このアンナ・ルチア・デ・アミチスという人はめちゃくちゃすごかったみたいで、
例えばヨンメッリ(Niccolò Jommelli, 1714-1774)という有名なナポリ楽派の音楽家、もうあとグルック(Christoph Gluck, 1714-1787)、モーツァルトの前任者だった。ウィーンに出てきてからの後!
それとかあとはこの人! ヨセフ・ミスリヴェチェク(Josef Mysliveček, 1737-1781)、この人はすごいんですよ!天才的でモーツァルトとも面識あって、ものすごい仲良かったんですよ!この彼ですね!
もう彼の作品と(モーツァルトの作品は)ものすごく似てます!というのはモーツァルトは非常にミスリヴェチェックと、あとは声の入り方なども、オペラアリアの中では本当にすごくて、
それでかつヨハン・クリスティアン・バッハ(Johann Christian Bach, 1735-1782)、 この人はロンドンでも会っているし、パリでもモーツァルトは 旅行していたときに会ったらしいんですけどもね。
彼もモーツァルトがすごい好きだった音楽家で本当にこの人の作品はモーツァルトと初期の頃の今日聴くこのアリアもそうですけれども、本当に似てるんですよ!
というのは、ボローニャで二人とも、モーツァルトもそうですけど、あの有名なマルティーニ神父(Giovanni Battista Martini, 1706-1784)が対位法を教えて、あと彼は色んな協奏曲も書いてますけど、
このミスリヴェチェクも(ヨハン・クリスティアン・)バッハも、この人はヨハン・セバスティアン・バッハの子供、末っ子ですよね!
それでドイツ人だったのにベルリンでカール・フィリップ・エマヌエル・バッハと一緒にいたのにイタリアのオペラアリアに目覚めちゃって、イタリアに行っちゃったという(笑)
しかも、ルター派からカトリックになっちゃったから、(バッハ)一族の中でもこの人はぶっ飛んじゃったという、ドイツから飛び出しちゃったんですけど!
ミルシヴェチェクはこのひとはチェコ人なんですね。この人もボヘミアですごかった!
それでボヘミア人(il Boemo)が愛称だったらしいですね。当時のそういった形でこの2人とモーツアルトの管弦語法は非常に似ている!
今日を聞いていくのも、本当にもう彼らの作品とその同じ時と殆ど変わらない、分からないくらい管弦楽法に関してはということなんですよ!
だからちょっと今回はモーツァルトの個性というよりかは、
当時の管弦楽法の書き方、やっぱりその辺をモーツァルトらしい部分もあるんですけどね。
見て参りたいと思うんですよね!
《新モーツァルト全集》にでてましたけれども、実はこのアリアがものすごく難しいと申し上げましたけど、
このモーツァルトはもうちょっと後にこの作品が実はモーツァルトが結構お気に入りだったらしく手ですね。
後々の後にモーツァルトがマンハイムに行った時も、 アロイジア・ウェーバー(Aloysia Weber, 1760-1839)がいまして、歌ったんだとか書いておりまして(1778年2月14日付書簡)、
それでモーツァルト自身はこの妹のコンスタンツェ・ウェーバー(Constanze Weber, 1762-1842)と結婚したけれども、
その時に《ソルフェージュ. Solfeggien für eine Singstimme, KV 393/385b》を奥さん何か色々書いたみたいなんですけど、その中に今日のこの主題のアリアの旋律と非常に似ている部分が(その第五断片Solfeggio per la mia cara costanzaに)あるという指摘もされていたりして、
すごくモーツァルトの中でもこのアリアに思い入れがあったらしいんですよ!ということを含めて、
本当に面白いことですから、今日はなかなか色んな話が出てきましたけど!
あ、そうそう!このルチオ・シッラ自身は、例えばヘンデルもオペラセリア(Silla, HWV 10, 1713年)で書いてますからね!
だからすごい結構いろんな人を作曲したんだけど、やっぱモーツァルトのこの作品はすごく整ってて、 もう16歳のモーツァルトが書いたとは思えないぐらいの強烈なすごい作品と思いますので、
ちょっと楽しんでいきたいと思います!
そこで一つあるんですよね。聞く前に今思い出した!
すごいことがあって!このアリアはダカーポ・アリアといって、基本的に最初の部分があって、中間部分があって、それは転調したり、色々するんだけど、
その後にまた最初の部分に戻ってくるんですけども、その最初部分の時よりも戻ってきた時には、
ものすごい超絶技巧、coloraturaで本当に複雑になっていると思いますので聴きものだと思います。
更に難しくなっちゃうバージョンアップで来ますから、もうすごい盛り上がるじゃないよなと思って!
まあこういった手法はナポリ楽派でよくありまして、まああの有名なドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti, 1685-1757)のお父さんのアレッサンドロ・スカルラッティ(Alessandro Scarlatti, 1660-1725)も、三部形式でこの後難しくしちゃうという盛り上げ方も面白いんじゃないかな!
それもちょっとその場所に来たら言ってますけれども、行ってみましょうね(Sandrine Piau · Gottfried Von Der Goltz·Freiburger Barockorchester)!
何かここは行進曲(Marcia)みたい!(主調は)♭2つだから変ロ長調かな!ヴァイオリン(が来てホルンが)応じてきていい!
それでここ(は細かい音であおりながら、ヴァイオリンパートが急激に下降します)!
オーボエ、ホルンが反行形(で強烈に盛り上げます)!
今度はこっちにフワーン!
ここでヴァイオリンが応じていますよね!(ここまでは強烈にあおるオーケストラでこの後の超絶技巧のアリアを期待させます!)
ああこれモーツァルトらしい!
(第二ヴァイオリンの)フォルテとピアノの使い方(繊細な強弱表現)!
おお!ホルンが(オクターブを重ねてアルペジオで)きましたね!
ここ!意表を突く!これはミスリヴェチェク(が始めたリズム語法)ですよ!
さっきの所はクリスティアン・バッハみたい(な管弦楽法で特に管楽器の使い方がそっくりでした)!
(急激なオクターブを上昇するヴァイオリンパートが来てから、)ここは付点リズムで行進曲みたい!
それで(ソプラノが)入って来ますよ! Ah se il crudel periglio | Del caro bel rammento(ああ、残酷にも、愛しい夫の恐ろしい危機を思うと)
ここで一緒に(ソプラノの旋律にヴァイオリンが)従って、最初のところと(同じ!)
おお!ここ!
(オーケストラの伴奏が)タン、タン、タン、タンと(簡約された形で順次下降できて)ここいいですね!うーん!
全体(tutti)で盛り上げています!
ここですごいですよ!今の入り方、一段下(不安定な七度)から入ってきた!(ニ長調になります。)Tutto mi fa spavento(すべてが私を慄かせ)
ここ!Tutto gelar mi fa.(すべてが私を凍てつかせる)
ここ(弦楽器のパート)すごいですよね!コードを鳴らして!(楽節にはオーケストラの間奏が入り、テンポをキープして歌手を煽り立てています。)
ここは聴かせてくれるという感じがいいです!
おお!ここの付点リズム!
なかなかいいでしょ!このオーケストラ!微妙に少しずつ感覚が狭くなった!
おお、これ!まだ、来た!(難しい無窮動のリズム!)
おお!これモーツァルトらしい(なめらかで優雅な下降)!(間奏が入ります!)
これはすごい管楽器の使い方がミスリヴェチェクみたい!(弦楽パートに応じるように)管楽器が出てきて!
微妙な入り方に味があった!Del caro bel rammento(夫の危機を思うと)
(オーケストラが歌手を煽り立てて、)Tutto mi fa spavento | Tutto gelar mi fa.(すべてが私を慄かせ、すべてが私を凍てつかせる。)
ここ、Tutto mi fa spavento(すべてが私を慄かせ)がちょっと短調ぽくなったでしょ!
Tutto gelar mi fa(すべてが私を凍てつかせる。)
ここ(はものすごい細かい分割変奏です)ね!(順次上行してゆきます!)
Tutto gelar mi fa(すべてが私を凍てつかせる。)
ここで弦楽器に(管楽器が)応じた!
おお、ここ!(ドゥワーンと)ニ短調になって、
おお、また、ヘ長調に戻った!
う~ん、ここの下がり方(が独特で細かいスラーが付いています)!
(管弦楽で前半部のクライマックスを作る)盛り上げ方!本当に良かった!
オーボエが反行形で来ているでしょ!
うん、これ(ユーモラスで)いいね!
(高音に駆け上がるところが)チャーミング!
(間奏がtuttiになり終わります。)
おお!短調になりました!?(第117小節で)へ短調かな!?(第120小節でハ短調になり、ドミナント上からソプラノの旋律が入ってきます。命vitaの導音の使い方が語尾を際立たせて絶妙です。)
それで中間部に入ってきた!Se per sì cara vita(こんなに愛しい命のため、)
それでここも特徴的(で同じ歌詞と旋律をサブドミナント上から入ってきて繰り返しますが、そして直ぐに次の節に歌い継がれます)!
ここで(ソプラノの旋律の)動き方がアルペジオっぽいでしょ!
(第126小節でニ短調)Non veglia l'amistà(友情が気にしてくれないなら)
(第128小節でロ短調)それで今の(弦楽パートの応答が心の葛藤を表現しています)!Da chi sperare aita(誰に助けを望むのでしょう?)
もうちょっとあれ(ドミナント上で自問自答している)でしょ! Da chi sperar pietà?(誰に憐れみを望むのでしょう?)
こういう所の節回しがナポリ楽派ぽい!Da chi ? Da chi ?(誰に?誰に?)
お!(第134小節でニ長調になり、第137小節でへ長調に)戻った!
(オーケストラの音量が大きくなり、)
ああ、オーボエ(の下降する雰囲気作りが優雅で)いいね!
(第141小節で変ロ長調になり、主調に戻り第二ラウンドが幕開けます!)Ah se il crudel periglio | Del caro bel rammento(ああ、残酷にも、愛しい夫の恐ろしい危機を思うと、)
おお、ここね!細かくディミニュション(分割変奏)した!
あ!ここも変えた!(更に音が細かく装飾が付けられています!)
あ!ここも変えた!(更に音が跳躍して装飾が付けられています!)
楽譜と違うことを(アドリブで)やっているんですよ!
(オーケストラの合奏で引き締めています。)
いや~いいですね。(ドミナント上でまた一段下からの)入り方が、Tutto mi fa spavento(すべてが私を慄かせ、)
独特でユニークでした!Tutto gelar mi fa.(すべてが私を慄かせ、すべてが私を凍てつかせる。)
これでこれクリスティアン・バッハみたいな(フォルテとピアノの強弱表現、コンチェルタート)!
細かい!おおいい!もう殆ど伴奏がトゥン、トゥン、トゥン、トゥンと軽くなって(ソプラノを際立たせてリズムと音程を取りやすくされていました)!
ここで(ヴァイオリン1とソプラノが)一緒になり滑らか(に上下しています)!
(間奏に入りまして、)ホルンが鳴りましたね!
Ah se il crudel periglio | Del caro bel rammento (ああ、残酷にも、愛しい夫の恐ろしい危機を思うと、)
(第188小節でへ短調になり、ヴァイオリンの急速な下降が)ポンと出てきました!Tutto mi fa spavento(すべてが私を慄かせ、)
(ヴァイオリンの急速な下降がもう一度出てきました!二つの歌詞は対句をなしているからです。)Tutto gelar mi fa.(すべてが私を凍てつかせる。)
(楽譜を)ちょっと変えて(歌って)いる!
ここはアクセントをつけて、急に止まった!
思わせぶり!
それでまた戻った!う~ん! (オーケストラにソプラノが)
応じた! Tutto mi fa spavento(すべてが私を慄かせ、)
ここがブワーンといいですね! Tutto gelar mi fa.(すべてが私を凍てつかせる。)
これはモーツァルトらしい音型です!ヴァイオリン協奏曲(第4番 ニ長調 KV 218)にもあった(最後にカデンツァに受け渡すときの盛り上げ方です)!
カデンツァいいですね!おお、高い(ところまで上がった)!
戻ってくる!戻ってくるかな!?
戻った! オーケストラが(特にヴァイオリンがオクターブを急速に下降して)来ました!
いいですね!ここが(ユーモラスで)チャーミング!
うん!ここの管楽器の鳴らし方がいいんですよね!
う~ん、盛り上がっちゃって、言葉を失いました(笑)
もうすごいいいですよ!本当に良かった!
もうミスリヴェチェクとクリスティアン・バッハとモーツァルトが、もうすごい似ています!
本当にだから彼は彼らから学んだんですよね!
言ってみれば、これはモーツァルトが色んな音楽に触れて、特にイタリアオペラとかをよく吸収してた時期でして、だからそういった人たちの作品とすごく似ていますよ!
部分的にはすごいモーツァルトらしいところが、実はあるんだけども、
結構な書き方の管の使い方!オーケストラの面白いリズム語法なんかは、ミスリヴェチェクだったりして、
なかなかモーツァルトの対応関係が面白いんじゃないかと、それはまたやってみたいと思うんですよね!
その当時モーツァルトだけ見てると分からない面白い関係性があるんですよ!
それも特にオペラなどは強く出てきたんじゃないかなと感じながら、この後の所はどんどん盛り上がってきて良かったですけどね!
途中のところでもやっぱりモーツァルトは転調が(激しくて、)この辺りから117小節と書いてありますね。この辺りからすごい転調が激しく始まって、 例えばここできたら短調ぽくなったでしょ!
それでもう少し行くとここら辺ですごいこうエコーみたいに来たところでは、
ここはロ短調ぽかったのかな!?ここはニ短調ぽいとこもあったりして、ニ短調かなとか、
それとこのモザイク状にこうくるのは、結構モーツァルトの特徴で非常に転調が激しいところでよく起こるんです!
これモーツァルトらしかった! そうしてここからニ長調かな!ニ長調かな!
それでここからこれはヘ長調かな、ヘ長調になってますね!
これで次のところでうちょっとフラット系に傾いて、 うーん!これで主調に戻っているのかな!
変ロ長調ということで結構転調のところは、ここやっぱりモーツァルトらしかったということも見えました!それで戻ってみますね!
今回も大変難易度高いすごいアリアで頭が爆発しました!
ありがとうございました!もう本当に楽しめました!オペラアリアの炸裂! 今後ともよろしくお願い致します!